様々なハイレゾ配信のサイトが増えてきて、各サイトで無料でお試し楽曲のダウンロードが可能だったりします。
そのため、普段聞くことのないオーケストラなども聞く事が出来ました。
その他に、CDは持っているが、あらためてハイレゾで購入した物などを色々聞き比べて、シロウトなりに感じた事を書きます。
それは、元音源(マスター)が、CDクオリティ(44.1khz/16bit)ではなく、アナログクオリティで良音質で録音されたもの、もしくは最近のものだと、ハイレゾ用に録音されたものであることです。
極論を言うと、84年までに発表されたもの。
もちろん、レニー・クラヴィッツをはじめとする、音にこだわったロックアーティストもいるので、84年以降でも良音質のものは沢山ありますが、そこはメーカー、アーティスト、ハイレゾ配信サイトの情報、もしくはCDから予測判断するしかありません。
正直、最近のロックCDや、ハイレゾで配信されたニルヴァーナより、サーカスのあたりまでのレニクラのCDの方が音は良く感じました。
(ニルヴァーナのハイレゾについて、正直あれは、耳に優しめの薄味の音にリマスターしただけの物のような気がします。評論家センセイ方は紙面で絶賛してますが、僕にはCDとの差額の満足と価値は、全然感じられませんでした。評論家は耳が特殊なのか、庶民には到底手の届かない超高級機で聞いてるか、袖の下をたんまり貰っているのか、、、)
ひょっとしたら今後のハイレゾは、元音源の質のほかに、エンジニアの名前の表記が必要になるかもしれませんね。
正直、ハイレゾの恩恵を一番受けるのは、オーケストラとジャズでした。
これらは基本的に生楽器を使い、優秀なエンジニアのもとでレコーディングされています。
ハイレゾだと、解像度、ステレオ感、左右と広さと奥行きによる空間感、各楽器の分離と定位、音の艶としなやかさが非常に伸びやかにキレイに再生され、より生々しい音で聞く事が出来ます
楽器でいうと、アコギ、ベース、ピアノ、管楽器。また、ノラジョーンズをはじめとする女性ボーカルは特に美しく聞こえました。
さて、僕やこのブログの読者がメインのロックの場合。
かなり前にも言いましたが、ロックは決してキレイな音の音楽ではありません。
わざと音を歪ませたり、音が割れてたりする事もカッコいい要素の音楽であったりします。
ディストーションやファズを強くかけたギターやベースに関しては、正直ハイレゾにしても、ほぼ恩恵は感じられなかったです。
演奏者は分かると思いますが、歪ませすぎると、音階感がなくなるというか、抑揚がなくなるというか、平面的になるというか。
ライブに行く方だと分かると思うのですが、アマチュアのライブでギターを歪ませすぎて、何を弾いてるかさっぱりわからないというのと、原理は一緒ですね。
それでも、アンプの前にマイクを立てて録音した物などは、若干の恩恵はあります。
ギターで言ったら、歪ませて過ぎていないもので、倍音が多く含まれるテレキャス、ソリッドギターよりセミアコ、フルアコ、さらにアコースティックギターだと、ハイレゾの恩恵が感じられました。
また、ベースも同様で、あまりに加工された音より、アンプ直で鳴らしている音、特にウッドベースだとかなり恩恵は感じます。
電気楽器よりは、生楽器、つまり音を出すのに空間を必要とする物に有効な気がします。
スタジオで、卓上で作った音よりはマイクで拾った音、特にライブ音源だと恩恵を感じました。
オールマン ブラザーズや、グレイトフルデッドのライブとかね。
逆に、プリミティブで、硬く締まったサウンドの物だと、CDの方が迫力がある物も多数あります。
最近のプリミティブで歪ませた激しいロックより、70年代までのロック、ロックよりジャズ、ジャズよりクラシックのハイレゾだと、CDより高価な値段に見合う気がします。
ハイレゾをそこまで多く聞いた訳ではないので、一概には言えませんが、あくまで本日までの感想です。
個人的に、僕が聞いた数少ないハイレゾの中だと、ZEP、グレイトフルデッド、イーグルス、ドゥービーブラザーズ、クリームはかなり良かったので、ハイレゾ再生環境があって、良音質で聞きたい方には、かなりオススメ出来ます。
CDからの予測だと、未購入ですが、ドアーズもハズレはないのではないかな?と期待しつつ、購入予定です。
後、各サイトでお試しで無料ダウンロード出来るクラシックとジャズね。
正直、EL&P、ニルヴァーナはCDとのハッキリした違いはなく、差額分の価値が感じられませんでした。
(EL&Pは、1stを購入したのですが、48khz/24bitのためかもしれません。もしくは自分の再生環境。恐怖の頭脳改革だと192khz/24bit配信なので良音質かも)
個人的に今後
ジミヘン、ビートルズ、ストーンズ、ブラックサバス、クラッシュ、レニクラ、クイーン、デヴィッドボウイ、初期エアロスミス、アリスクーパー、キングクリムゾン、ピンクフロイド、フィオナアップル、ブランキージェットシティー
あたりがハイレゾリリースした場合は、率先して即購入すると思いますし、むしろリリースを期待しています。
もしも、ピストルズ、ダムド、ストゥージズ、TMGE、ゆらゆら帝国の場合は、CDと大差がないリマスター程度の予測なので、とりあえずは購入を見送って、評論家ではない冷静な複数のシロウトのレビューを待ちたいと思います。
まとめますと
そのハイレゾが、CDより明らかに高音質であり、ハイレゾの再生環境があって、そのアーティストが好きで、より良音質のものにその金額を払う価値を感じるのであれば、迷わずハイレゾを買えばいいと思います。
逆に、CDやiTunesなどでもいいと思うのならば、そちらを買えば全然いい訳です。
もちろんレンタルや、友人から借りてもいい訳です。
(そのアーティストが好きなのであれば、継続してより良い活動をしていただけるようにぜひ購入しましょう。いいバンドなのに、一般浸透がしていなく、売れなくて解散というのは悲しすぎますからね)
今回1〜9のブログで、分かりやすくする為に、数値や写真などを載せてきましたが、一番つまらない聞き方は、音を数値、グラフとして聞く事だと思っています。
せっかくの音楽を、わずかな差を探そうと、アラ探しをするように聞いたりする事の疲労感と言ったら、、、
ハイレゾの数値的な条件は以前に記載しましたが、大事な事は、一聴して
おおっ!
素晴らしい音だ!
CDより全然いい!
買って良かった!
と感じ、そのアーティストや作品や、音楽そのものを、より好きになる事かと思います。
その観点から言うと、配信音源も機材も、かなりハイスピードの日進月歩の技術ではあるが、100%いいものばかりとは言い切れないハイレゾは、まだまだ発展途上の商品かと思います。
音のファンではなく、音楽(ロック)ファンである自分は、CDだろうが、ダウンロードだろうが、ハイレゾだろうが、聞いて、心を震わせたり、何かを感じる事の方に大きな価値を感じます。
また、そこからライブに足を運び、さらに大きな感動を得る事が重要であります。
有機的な音楽との接し方、楽しみ方と言えばいいんですかね。
だから、散々書いてきてこの結末で申し訳ないですが、特に若い子達に声を大にして言わせてもらうと
邦楽洋楽、新旧、CDとかハイレゾの形式にこだわらず、耳をすまして色んなものに興味を抱き、好きなアーティストや、その周辺や、そのアーティストの影響元を貪欲に聞け!
もっと楽しみを増やそうぜ!
です。
ひょっとしたら、自分はそういう若い世代に、もしくは田舎に住んでる方々に対し、色々な動画や機材の紹介をしているような気がします。
なんか偉そうで申し訳ないですが、僕も高校まで田舎暮らしで、音源が手に入らなかったり、機材が売ってなかったり、試聴出来なかったりと、その不便さは熟知していますので、少しでも安いもの、いい物をという、変な使命感。
もう少しだけ、あんまりお金をかけずに良音質で聞きたいなと思った時に
このブログを思い出してくれたり、参考にしたりして、機材などの導入を検討いただければと思います。
そのため、試聴をして良いと感じたものは、随時掲載予定なので、今後もよろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿