2015/02/06

オススメイヤホン 番外


前回までで、たかがイヤホン、されどイヤホン、ピンキリがある事が分かったと思います。

それぞれの予算もあると思ったので、値段ごとに紹介しましたが、値段に関係なく、自分の好みで選択し、自分が気持ちいい、楽しいと思う事が大事かなと。

最近は、耳型を採取する IEM(インイヤーモニター)なるものもあり、それこそ4〜20万とかする恐ろしいものも。

付け心地はもちろんいいのでしょうが、僕はコンシューマ型の方が好きです。

だって、完成するまで音が分からないじゃないですか。


という訳で、現在、販売している物で、実際に試聴したもので、最高峰の物を最後に3点、紹介したいと思います。



【Shure / SE846】 

BA型の4ドライバー。

やってくれたな、Shure!!!

これは、もうなんでしょうね。

イヤホン界のモンスターだと思いました。

これ聞いて、音が良くない、苦手という人はいるのかな?位にも感じ、好みを超越した絶対値の音が、そこに存在。

音の解像度、空間感、定位、バランス、余韻など、全てがズバ抜けすぎで、鳥肌立ちました。

まぁ、値段にも鳥肌立ちましたが。

これに勝つには、片方15万以上のスピーカー、20万クラスのヘッドホンが必要とも思いました。

ノズルが3種類も付属して、しかも交換が出来て、自分好みの音に変えられます。

見た目のクリスタル感もキレイです。

お金があったら、これが1番欲しいですし、これ買う為の貯金しようかな?と頭をよぎるほど。

試聴する機会があれば、ぜひ試していただきたい。

イヤホンの最先端であり、イヤホン界のロールスロイスと断言します。









【Sennheiser / IE800】 

ダイナミック型。

見た目は小さく軽く、付けてる事を
忘れるほど。

しかし、独特なルックスで、それが高級感もある。

音の自然な広がりというか、空間感がハンパなく、これはイヤホンの形をした高級ヘッドホンです。

ほんと、ドイツって質実剛健なマイスターなモノづくりもそうですが、クラシックの国だからか、音楽と音に対して敬意を凄く感じます。

これ聞いた後に国内メーカーのフラッグシップモデルを聞くと、あれ?日本人の耳って幼いのかな?位に思えちゃいました。

これも一度は試聴して欲しい名器。










【AKG / K3003】 

ダイナミック+BA型のハイブリッド方式。

ブラインドでテストしても、上質で高級な音 と誰もが答えてしまうのではないかな?

ベルベットを纏った、絶世の美女が頭に想像されるような音でした。

引っかかりの一切ない、滑らかな高級感がハンパなしです。

ヘッドホンの一流シェフ、AKGが初めて送り出した、三ツ星の音のイヤホンです。

こちらもShure同様に3種類のフィルターが付属されていて、好みの音質に変更が可能です。

万能型のShureと比べると、どちらかというと、楽器数の多いクラシックなどの方が向く気がします。


この3機種、どれも素晴らしい音なのですが、自分の懐に余裕があるとしたら、ShureのSE846を選ぶと思います。

理由は、1番美しく、熱く、楽しく、感情豊かにロックを鳴らしたからです。

お金あるかた、ぜひ3機種とも試聴でご検討を。


このほかに、試聴はしていないけど、気になる物は

AudioflyのAF-180



AurisonicsのASG2.5


WestoneのW60


音響製品で、いいものは、すべからく見た目もいいものなんですよね。



新しいメーカーの参入で日進月歩のイヤホン業界。

あとは、部品の安定供給、製造工程の変化による価格での競争が起きるといいんですがね~

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