最近、某国内有名メーカーから、ハイレゾ対応イヤホンとか発売されてますよね。
どんなもんかなと聞いてきましたが、高域を若干伸ばして、お上品に薄味に仕上げました的な、、、
イマイチすぎて、ハイレゾの名前でボッタくってるなぁと思ったのと、ニセ健康食品、人造ダイヤ的な匂いを感じてしまいました。
ハイレゾに力を入れたいのは分かりますが、そういう商売ってユーザーに愛想を尽かされるのは時間の問題だなぁと感じましたよ、S※NYさん。
最近のネットワークプレイヤーや、DAPは、実直に頑張ってて応援してた分、残念に思いました。
みなさん、カタログや、メーカー主導の広告には騙されないように。
あくまで、自分の耳で確認すること、装着して自分の耳にフィットするかの確認が大事ですよ。
音はいいけど、耳に合わなくて痛いってなるのは、なんか音楽聞くのがつらくなっちゃいますからね。
さて、このオススメ企画も3回目。
イヤホンで一万越すって、ハードル高いと思います。
自分も最初はそうでした。
しかしながら、いわゆるハイエンドの入口でもあり、耳の中に鳥肌立つ的な感覚、音楽っていいなとあらためて思う価格帯でもあります。
また、メーカーが、うちはこの音です!というプライドをかけた自信作が多くもなり、上質な個性が目立ちます。
さて、商品紹介。
まず、色がとてもキレイです。
前回紹介の、ノーマルのSE215と何が違うのかというと、フィルターの特性を変えて、低音をアップしてます。
しかし、そこはさすがShure。
低音ドガンドガンの破綻しているものは作らず、非常にいいバランスです。
より、ライブハウス的という感じ。
音をソリッドに正確に表現しますが、熱さも表現します。
自分も使ってます。
本体、ジャック部分も丈夫なステンレスな作りで見た目に違わず、なんと3年保証。
音だけで言うと、3万のイヤホンも言っても気付かないほどのいい音。
変なクセがなくオールラウンドで、空間表現も上手い。そのくせ重厚。
Shureを買った時に、これがあったら、どっちにするか相当悩んだと思います。
耳元で平面的に正確に鳴らすShureと、クセがなく音場を美しく表現するRHA。
ここは好みの問題ですが、ポテンシャルがあり、音楽的で楽しいのはRHAかと思います。
英国のメーカーなのですが、音質、作り、価格とも、日本のメーカーにはぜひ見習って欲しいところです。
とにかく、音がキレイ。ギターの響きがとにかくいい。けど、やかましくなく、静寂という、非常にバランスが取れた優等生な音で、音を噛み締められるタイプ。
この音、嫌いって人はいないんじゃないかなぁ 位に思えました。
とにかく、小さく、細く、軽く、エレガント。
女性に使って欲しいイヤホンNo.1です。
耳が小さくて、なかなか耳に合うイヤホンがなくて、、、
という方にもオススメです。
付けてる事を忘れるほどです。
で、肝心の音ですが、今回紹介の中だと1番キレイで、透明感と奥行きが半端ない。
しかも、この小さな躯体では信じられない程の、ちょうどいい豊かな低音がでます。
ドガンドガンという感じではなく、優しく、上品に深い感じ。
イヤホンで1万超えとかさ、そんな違うの?酔狂か、プラシーボ効果でしょ?と思う人がいたら、まずはこれを試して欲しい。
あれ?耳垢が取れた?て位にキレイに鳴ります。
クリプシュと言えば、スピーカーで有名なメーカーで、ハードロックカフェや、米国で有名なシアターではクリプシュって程で、僕もクリプシュのスピーカーの音は大好きなんですが、イヤホンもレベルが高いです。
ドイツの名門、ゼンハイザー。
自分はクラシックは聞きませんが、おそらくバロック音楽や、アナログなロックにスポットを当てたのかな?という、濃密でコシが強い音。
クリプシュが塩ラーメンだとすると、その他が醤油ラーメン、こちらは豚骨ラーメンってほど濃い音。
でも、不思議としつこくないんですよね。
ただ、ゼンハイザーの商品全般に言えるんですけど、ケーブルが弱いんですよね。
Shureはケーブルがゴツく、断線が少なく、もし断線してもリケーブルが簡単ですが、Shureと比較すると、あまりにか細く繊細。
雪国に住んでる人、汗かきの人は注意かもね。
今回紹介した機種は、どれを選んでも満足いただける気がしてます。
次回は最終回。
2万オーバーのハイエンド機種
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