つうのを、気が向いた時にでも上げようと思います。
前までバンドごとでやってましたが、ネタが半永久的に続くように、一枚づつ
と、いう省エネ作戦です。
しかも、完全に僕好みの、偏見のみによる一枚なので
これよりこっちが名盤だろ!的なご意見は一切聞く耳を持たない所存です。
あくまで、エゴイスティックにいきます。
栄えある一枚目は
イギー&ストゥージズ
でRaw Power
邦題は 淫力魔人
この邦題考えた人、素晴らしいセンス。
世の中に色んなアルバムがありますね。
言葉が過激なもの、音が激しいもの
とか、ロックの一面である熱いもの。
ロック好きのスタートは、多感な時期に、こういうのを聞いた事から始まりがちだったりしますよね。
もちろん僕もそうです。
でも、そんな表面的なものより、音の中に内包した、若者特有のマグマのようなフラストレーションや、そいつの哲学を込めたものが、僕はとても好きです。
音の激しさではなく、アティチュードの激しさ、欲情ね。
そういう色気や妖しさが光るアルバムといえば
真っ先に頭に浮かんだのがこれです。
当時、先にピストルズを知ってたのですが、パンクの始祖、ゴットファーザー オブ パンクと言われるストゥージズをさかのぼった時に、これこそパンクだ!と思いました。
もう、グロテスクな程の怒りとか、性欲とか、普段の社会で抑圧され気味な物、隠す事が美徳と思われがちな事を
おら!どうだ!
と、まるで露出狂のように、屹立したモノをさらけ出してきて、濃厚で刺激的なスペルマを放出してきます。
もちろん音でですよ。
イギーの野生的で本能的なボーカルもそうですが
決して上手くはないが、アンプをぶっ壊す程のファズで大音量でかき鳴らすギター、己の力の全て叩きつけるドラム、いけない性のチャクラを這い回るようなベース
全てがイカれて、イカしてる。
パンク的な、ハードコア的な、メロコア的な、オルタナティヴ的なモノが好き!と言うなら、持ってて然るべき!と言える程のアルバムです。
音質は良くないですが、それがさらに生々しく、ドメスティック。
どうやって聞いたらいいかって?
それは簡単な話。
スピーカーだろうが、イヤホンだろうが
大音量で聞け!
たったこれだけ。
ロック好き!
というなら、一曲目のサーチ&デストロイにノックアウトされるでしょう。
安全地帯から反戦歌を歌った、当時のミュージシャンと真逆の歌。
ベトナム戦地で、正気をギリギリで保ち、泥にまみれて戦う若者の立場で歌った、過激過ぎる反戦歌。
俺は胸にナパーム弾を詰め込んで街をうろつくチーター
原子爆弾から生まれた家出息子
俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない
サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者
お願いだから俺を助けてくれ
誰か俺の魂を救ってくれ
俺を爆破してくれ
気を付けたほうがいい、俺は最新のテクノロジーを駆使してる
言い訳してるヒマなんかない
真夜中に魂が発する放射能
銃撃戦の最中の愛
お願いだから俺を不意打ちしてくれ
誰か俺の魂を救ってくれ
俺の心を射ち抜いてくれ
俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない
サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者
俺は世界中から見捨てられた男
ひとりサーチ・アンド・デストロイ作戦を遂行してる
原子爆弾から生まれた家出息子
俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない
サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者
お願いだから俺を助けてくれ
誰か俺の魂を救ってくれ
俺を爆破してくれ
気を付けたほうがいい、俺は最新のテクノロジーを駆使してる
言い訳してるヒマなんかない
真夜中に魂が発する放射能
銃撃戦の最中の愛
お願いだから俺を不意打ちしてくれ
誰か俺の魂を救ってくれ
俺の心を射ち抜いてくれ
俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない
サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者
俺は世界中から見捨てられた男
ひとりサーチ・アンド・デストロイ作戦を遂行してる
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