2014/07/14

PCプレイヤーを色々試してみた

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 多くの方がご利用の【iTunes】には、決定的な弱点が二つあります。

1.自分好みのカスタマイズが出来ない
2.音が悪い


1に関しては、アップデートされると、Appleの仕様に従うしかない。

自分は今でも、以前の方が使いやすいと思いますが、以前よりさらにカスタマイズ性が悪く、ユーザーは我慢して使うか、慣れる事を強いられるんですよね。

ユーザーの自由を、一切認めてくれないAppleさん、、、

皆さんも経験あるでしょ?



2つ目の音が悪いについては、これはホントどうしようもない。

アウトプット方式をWASAPIにしたところで、完全なWASAPIの設定は不可。これは、Appleの意地悪かな?と。


そもそも、再生エンジンが悪い。粗悪と言ってもいい。

無理矢理にコンプやらフィルターかけたような、膜がかかったような音なんですよね。

これは、ネットで最高のイコライジングとかいうのもありますが、なんぼイコライザーをいじり回したところで、ごまかしきれないんですよね。残念でした。


そこで、ここ数ヶ月にわたり、色々なPCプレイヤーを導入して試してみましたので、私的な感想を書き綴ります。

もちろん、オススメする以上は、全て無料ソフトです。

ちなみに、多くの人がそうであるように、私はiPhoneユーザーなので、iTunesは捨てられないのです。

あくまでiTunesも、Appleのサービスの恩恵を受ける為には必要なのでございます。




【Foobar2000】

音の透明感、奥行き、再現性はピカイチで、設定次第では、中級以上のオーディオと遜色がない。
ただし、あまりに素っ気ない画面。
拡張性も高く、画面は自分好みに無限に変更が出来るけど、プログラミング知識がないと、かなりツラい、、、

何より、iTunesとの連動性が極端に低いので、iTunesでリッピングしたCDファイルを手動で移動しなければならない事に不満。
自動で移行するプラグインもあるが、これがくせ者で、出来るものと出来ないものがある始末。

ベストな使い方は、ホント、iTunesでロスレスで取り込んだ聞きたい音源を、ただ聞く為に手動でブチ込み、再生のみに利用する方法。

俺はそもそも面倒くさがりなので、スキン変更のプログラミングに時間を割くことはしたくないし、これを見ている人にも面倒はさせたくないですしね。

それでも、音がいいと言うなら一度は試してみたいって人は、下記URLを参照してみましょう。
何度も言いますが、音はノーマルでピカイチで、欧州オーディオに近いものがあります。

saya-audio.com/foobar2000.html





【Winamp】

音質、使いやすさ、iTunesとの連動性、拡張性、ビジュアライザーの優秀さなど、結局、気付いたら使ってしまうWinamp。

Foobar2000よりコシがあるというか、力強くソリッドな音が特徴。

透明感と再現性ではFoobar2000だけど、ここはそれぞれの好みの問題。

欠点は、重いこと。

自分はプラグインで、DSPとか入れてるっつうのと、そもそもの音源が多すぎるという事も起因してか、フリーズしがち。

しかも、サービス自体は昨年12月で終わってしまったから、アップデートの期待はないのよね、、、
どこかの会社が引き継いだらしいけど、ホントはAppleが買収して欲しかったとか思うものね、エンジンがいいから。

とは言っても、まだまだ現役バリバリで、オススメプレイヤーであることには変わりないので、後日、セッティングや利用方法は案内しますね。





【MediaMonkey】

タグ付け、アートワークの検索、使いやすさはピカイチ。

しかも、Foobar2000や、Winampの再生エンジンに載せ替えが可能。

お!こいつは理想的!

と思ったのも束の間、、、

こいつ、圧倒的に重いんですよね。

ひたすら重い。

これは、色々調べましたが、俺の場合は利用環境ですね。

音源の保存に外付けHDDを利用している事と、やはり曲数が多すぎる事。2万曲オーバーしているから。

音はそのままだと、いたって普通。もちろんiTunesよりは音がよく、操作性、カスタマイズ精査も優秀。

プラグインで、Winampのエンジンや、DSPを利用出来て、高音質化は出来たりするが、さらに重くなる。

俺の環境で、よくフリーズして、まともに再生した事がないので、もはや、ほぼ使ってない。

でもこれは、俺の環境でっていう事なので、このソフトが悪いという事ではないので、PCに内臓のHDDを使い、そこまで曲数が多くない人にはオススメ出来ますよ。





【AIMP3】

これはとにかく軽い。軽いFoobar2000より、さらに軽い。

しかも、音がいいときたもんだ。

芯がしっかりしている、ソリッドでワイルドな音。

高音の伸びもいいが、低音のしまり具合はピカイチ。

かといって、圧縮されたような窮屈な音ではなく、ひろがりもあるし、細かい音もしっかり再現。

一つ難点は、ビジュアルがイマイチ。

専用サイトや、ネットに多くあるスキンのダウンロードで変更は出来ますが、どれも俺には  うーむ、、、  な感じ。

再生時に、保存のアルバムや曲を探すのが大変なんだ、音源数が多いと。

しかし、iTunesをAppleサービス用、管理用として、再生はAIMP3と割り切ってしまえば、全然問題なし。

ソフト自体が軽いしね。




【Music Bee】

割と新しいソフト。

操作性はiTunesに近く、より使いやすい。

拡張性、カスタマイズ性も優れ、ノーマルでも音もいいし、プラグインで高音質化も出来る。

音質はオーディオというより、モニター的かな。

まぁ、好みにイコライザーいじれば問題なし。

何がいいかって言いますと、iTunesってリッピングがイマイチなんですよね。

傷があるCDとかのエラーは、そのまま読み込みやがる、ポンコツリッパーなんですよね。
ところが、こいつは修正してエラーなく読み取るんですよね。

1番優秀なリッピングソフトと言われるEACは、かなり使いにくいんですが、こいつは使いやすい。

タグ付け、アートワーク取得も優秀。

iTunesより優れているのは


・ネットラジオがハンパない

・Androidはもちろん、iPodにも音源転送が可能

・iTunesのライブラリーのインポートが容易

などなど。

あらゆるプレイヤーの美味しい所を上手く取り入れたプレイヤーです。



以上より、次回以降は上記の中でもオススメできる

Winamp、AIMP3、Musib Beeの導入、セッティング方法を紹介します。



なるべく導入へのハードルを下げて、お試ししやすく、より手軽なPCオーディオが、お試ししやすく身近になるように出来たらと思ってます。

今時、iTunesで、MP3やAACで取り込むのは損してますよ。

無料で、より良い物を使えるなら、そっちを使う方が得策ですよね。


ちなみに、下記の写真は、上記の紹介順になります。







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