2000年少し過ぎた位かな。
英国を中心にロックリバイバルで、面白いバンドが沢山出て来たのよね。
The Strokes、The Music、ArcticMonkeys、The Coral、Dead 60's、Living Blue、Mando Diao、KuraShaker などなど。
その中で、カササビアンだけは何だがスゴいいびつだったのね、自分の中で。
ロックってさ、いかがわしさ、狂気、妖しさ、色気、スペルマの香りが意図的じゃなくても発してるモノがカッコいいと思ってる。
見た目じゃなくて曲にね。
そこで言うとカサビアンはズバ抜けていたんだわね、自分の中だと。
昔からね音楽、とくにグルーヴとビートの効いた物って宗教行事に用いられる事が、世界各地で当然のようにあってさ、それを分かりやすくしたのがトランスなんだけど、トランスって聞いてると飽きるんだわ。
何聞いても同じく聞こえるし。
そことロックを上手く融合したグループって、例えばストーンローゼスとか、プライマルスクリームとか、NINとかいるんだけど、カサビアンってちょっと違って、サバスとかZEPだけじゃなく、プログレ、サイケからも影響が強いというか、ま、とにかく怪しい。
英語レスター出身で、共同生活で自給自足みたいな事をしながら曲を作ってた
っつうだけでも、もうたまらん。
1st ひたすら怪しい。
2nd プログレ的
3rd コンセプトアルバム
4th 実験的なのに統一感
つう風に、アルバム毎に違う事してきやがるんだけど、捨てアルバムなし。
最近ってさ、シングルの寄せ集めとその他の曲みたいなアルバムが多いロック界で、珍しくアルバム一枚通して聞けるバンド。
1stでバカ売れするとさ、何かアホなファンは、次作もその続きみたいの求めて、別な方向に行くと勝手にガッカリしてたり、批評しちゃったりするのよね。
可能性と力があるバンドほどそうなのかも知れない。
古くはビートルズ、ストーンズ、ZEP、ピンクフロイド、サバス、クリムゾン、ジミヘンなどなど。
問題作と言われ、何年もしてからようやく時代が追いつき、評価されるっつうね。
ま、なぜか英国系かそんなの多いんだけどさ。
ま、Amazonのカスタマーレビュー見ると
分かってねーなぁ
と思う事は多々。
浅い経験と知識での批評は見ていて恥ずかしいし、そんな奴らがバンドをだめにしてくんだよね。
つう愚痴はさておき。
ほんと、素晴らしいバンドですね。
何よりライブが上手いし、いいバンドって佇まいが違う。
個人的には
3rd→1st→2nd=4th
の順番で好き。
ただものじゃない!
と思わせたこの曲を聞けば、カサビアンが何者であるか、感じるんでないかな?
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