キングクリムゾン
名前知ってる人、何人くらいなのかな?
若い子は知らないって人が多いのかな?
ま、1stのジャケ位は見たことあるのかな?
でも、1stの1曲目
【21世紀の精神異常者】
はチラっと聞いた事があるんだろうかな。
このステキな邦題は直訳なのだが、今のつまらない日本じゃ、オトナの事情とやらで、ほぼそのまんま
21世紀の スキッゾォイド マン
とか書かれてる。
1stと言えば、世界で絶賛されたロックの金字塔だ。
このアルバム、発売は1969年だけど、
今聞いても斬新で衝撃的。
21世紀の今においても、いまだに色褪せず、むしろいまだに最先端だ。
俺の知ってる限りですが
世界で最初に数学で複雑なロックを作ったバンド。
でも、曲は変拍子の嵐なんですが、メロがキャッチャーだから小難しくないが、アンダーグラウンドな匂いが半端ない。
聞きやすく、すげー複雑
みたいな。
叙情的な世界観の曲も素晴らしい。
日本で確か ザ ピーナッツだっけかな?
カバーしたくらい。
そのアバンギャルドで、知性的で、JAZZやクラシカルな要素も取り込んだな音は、プログレッシブロック、略してプログレなどと言われまして、ピンクフロイドもそのジャンルで括られたりしますが
個人的にフロイドはアートロックであり、より感覚的だなと。
プログレと言えば、俺の中ではクリムゾンだったりします。
とにかく、1stは世界的な名盤中の名盤。
クリムゾンはリーダーであり、作曲の中心であるロバートフィリップは固定で、メンバーチェンジが激しく、チェンジするたびに色合いが違うのですが、1stを聞いて
おっ!
と思ったら聞いて欲しいアルバムもリンク貼りますね。
ちなみに1stはイアン マクドナルドの功績が素晴らしい。
デビュー直後かな。
ライブを見に来たジミ ヘンドリックスが、その演奏力、楽曲の良さ、ライブの世界観から
[世界一のバンドだ]
と賞賛して、ジミから握手を求めた話は有名。
あのジミヘンが諸手をあげて賞賛すたバンドは少ない。
ちなみに、渡英したばかりの見たこともないブルースの本場から来た凄い黒人ギタリスト
ジミヘンとジャムをしようと、イギリスの有名ミュージシャンはこぞってジミに会いに来た。
クラプトンとジャムをした時に、最初はベースを弾いてた(これがどえらい上手い)ジミが、ギターを弾かせろと当時既にスーパースターだったクラプトンにベースを渡し、自分でギターを持ってジャムった時に
あんたはギターはそこその上手いが、ベースはイマイチだな
と言い放ち、プライドをズタズタにさされて怒ったクラプトンが、即座に帰った話も有名。
(正確には、逃げたという方が正しいかも)
歯に衣着せぬ発言のジミが絶賛するのは、それほど珍しいこと。
オススメアルバムはいつもどおり、左から順番に。
YouTubeは下記から、二つの色合いの異なる名曲を。
21世紀の精神異常者
Book of Saturday
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