2015/04/12

King Crimson



キングクリムゾン


名前知ってる人、何人くらいなのかな?


若い子は知らないって人が多いのかな?


ま、1stのジャケ位は見たことあるのかな?


でも、1stの1曲目


【21世紀の精神異常者】


はチラっと聞いた事があるんだろうかな。


このステキな邦題は直訳なのだが、今のつまらない日本じゃ、オトナの事情とやらで、ほぼそのまんま


21世紀の スキッゾォイド マン 


とか書かれてる。



1stと言えば、世界で絶賛されたロックの金字塔だ。


このアルバム、発売は1969年だけど、



今聞いても斬新で衝撃的。


21世紀の今においても、いまだに色褪せず、むしろいまだに最先端だ。



俺の知ってる限りですが


世界で最初に数学で複雑なロックを作ったバンド。


でも、曲は変拍子の嵐なんですが、メロがキャッチャーだから小難しくないが、アンダーグラウンドな匂いが半端ない。


聞きやすく、すげー複雑


みたいな。


叙情的な世界観の曲も素晴らしい。



日本で確か ザ ピーナッツだっけかな?

カバーしたくらい。


そのアバンギャルドで、知性的で、JAZZやクラシカルな要素も取り込んだな音は、プログレッシブロック、略してプログレなどと言われまして、ピンクフロイドもそのジャンルで括られたりしますが

個人的にフロイドはアートロックであり、より感覚的だなと。


プログレと言えば、俺の中ではクリムゾンだったりします。


とにかく、1stは世界的な名盤中の名盤。


クリムゾンはリーダーであり、作曲の中心であるロバートフィリップは固定で、メンバーチェンジが激しく、チェンジするたびに色合いが違うのですが、1stを聞いて


おっ!


と思ったら聞いて欲しいアルバムもリンク貼りますね。


ちなみに1stはイアン マクドナルドの功績が素晴らしい。


デビュー直後かな。


ライブを見に来たジミ ヘンドリックスが、その演奏力、楽曲の良さ、ライブの世界観から

[世界一のバンドだ]


と賞賛して、ジミから握手を求めた話は有名。


あのジミヘンが諸手をあげて賞賛すたバンドは少ない。

ちなみに、渡英したばかりの見たこともないブルースの本場から来た凄い黒人ギタリスト
ジミヘンとジャムをしようと、イギリスの有名ミュージシャンはこぞってジミに会いに来た。


クラプトンとジャムをした時に、最初はベースを弾いてた(これがどえらい上手い)ジミが、ギターを弾かせろと当時既にスーパースターだったクラプトンにベースを渡し、自分でギターを持ってジャムった時に

あんたはギターはそこその上手いが、ベースはイマイチだな

と言い放ち、プライドをズタズタにさされて怒ったクラプトンが、即座に帰った話も有名。
(正確には、逃げたという方が正しいかも)


歯に衣着せぬ発言のジミが絶賛するのは、それほど珍しいこと。


オススメアルバムはいつもどおり、左から順番に。


YouTubeは下記から、二つの色合いの異なる名曲を。



21世紀の精神異常者


Book of Saturday




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