2013/08/13

音響雑誌を信じるな



スピーカーとか、アンプとか付いた雑誌あるんだけど、ま、普通の人はあんまり見ないか。


でね、視聴テストとかあるのね。

こう、スーツ着て、七三分けくらいの白髪の紳士みたいのがね。

でも、彼らが視聴に使うCDはね、

何たらかんたらピアノ協奏曲
とか
何ちゃらオーケストラ
とか
ジャズの名盤とかね。

たまーに、ノラ ジョーンズ。

うーん、なかなか高尚だぜ。

んでも、ジャズもたまに聞くし、ノラ ジョーンズ好きだよ。

んでもでも、俺が聞くのは、いや、これ見てる人の大半はロックかポップスだよね。

前も言ったけど、ロックって音数も少なく、ジャンクで雑多な音だし、そこが魅力だったりする。

一度ね、何十万っつうスピーカーやアンプで、イギーポップかけたよ。

そこまで変わらんよwww

ブラインドで、同じ音量でテストしたら、5万のスピーカーと、30万のスピーカーと、100万のスピーカー、俺は分からない自信ある。

そんなもんだ。

むしろ、高いと高いほど、オーケストラの表現力に差が出るんだろうね、
オーケストラ聞かないから、いいや、俺は。


日本人の好みの傾向は、ハイとローを過激に強調したドンシャリ。

もしくは、アホみたいな重低音。

あれ、最初はテンションあがるんだけどさ、疲れるのよねぇ。

例えるなら、凄くセクシーな綺麗な子がいて、やっと一夜を共にしたら、性欲が強過ぎて、おかわりが酷くて、こっちの身がもたないみたいなね。


自分が求めるいい音とは?

シンバルは綺麗に鳴るけど、キンキンにならないハイ、ボーカルのサ行が刺さらないハイ。
金属的ではなく、艶やかに伸びるハイ。

ふくよかで温かだけど、しつこくなく、スピーカーから音が離れるようなミドル。
脂っこいのはダメ。


ローは濁りがなく、キレがあり、弾むようなやつ。
ベターっとしたのはダメ。胸焼けおこす。


ま、上手いドラム&ベースがいて、ピアノと女性ボーカルのバンドがキレイに楽しく、疲れずに聞こえるのが、俺の中では、好みのスピーカー。

あと、アコギで指の動き、弦をはじく感じが伝わるもの。

ま、やっぱノラジョーンズかね。

あれ、録音も素晴らしいからさ。


でも、俺らはロックじゃん。
歪んだギター必要じゃん。
フリーみたいなベースも、リーロッカーみたいなベースもあるじゃん。

ボンゾみたいなドラムも、スタントン ムーアーみたいなドラムも、ジンジャーベイカーとか、中村達也みたいなドラムもいるじゃん。

ボーカルも色々じゃん。
ハイトーンもいれば、しゃがれたのから、低いのから。

んだからさ、スピーカーは1番金かける所なんだけど、そこまで高くなくてオッケーだったりするよ。

ようは、長時間楽しく聞けるかどうか。


んで、スピーカー買う時に、視聴する時に、普段聞いてるCDで視聴すんのがいいんだけどさ、これ持ってけ!っつうのがある。

俺はこの4枚は、絶対に持っていく。

The Who  /  四重人格
ピンクフロイド / 狂気
ジミ ヘンドリックス / Bold as Love
ビートルズ / リボルバー

特に、四重人格のピンボール ウィザード

これが楽しく、キレイに、楽器が分離して、かつバラバラにならなくバンドとして聞ける物は、正解だと胸を張って言いましょう!


さ、あなたのシステムで、ピンボール ウィザードは歌ってくれるかな?

一度お試しあれ(^^)


ちなみに写真のスピーカーは、スキャンダイナっつうメーカーのスピーカー。

ヘンテコな形でしょ?

でもデザインを狙った物じゃなく、しっかりした音響工学に基づいて作ったら、こんな形になったらしい。

見た目カワイイけど、音は抜群だったりする。


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