沢山イコライザー付いてたなぁ。
片チャンネルが8バンドくらいの。
んだからイコライザー歴は長いのよね。
んで、そこから沢山勉強したから、KENWOODありがとう。
さて、そこで勉強した事ですが
イコライザーは不要 です。
前回のブログでも言いましたが、最高なのはナマの音。
んじゃCDのナマの音って?
簡単に端折って言うと、プレイヤー、アンプ、スピーカーだけの音で、アンプに付いてるトレブル、ベースで、部屋の造りで欠損した音を、少し補正する事がベストだと思ってます。
そこから出る音は、アンプとスピーカーの性質、性能によります。
イコライザーで言うと、フラットがベストなんですよね。
で、そこでみんな勘違いします。
フラットから音を足しすぎるんです、おもちゃを買って貰った子供のように。
例えるなら、いい肉に、塩胡椒(アンプとスピーカー)だけでなく、化学調味料というドーピングしまくりみたいな。
よく、料理は、素材を最大限に活かす為の引く作業と言います。
化学調味料も、ドーピングもしすぎると、素材を殺すだけじゃなく中毒みたくなります。
イコライザーを足しすぎるのはそれと一緒なんですね。
んじゃどうしたらいいのか?
答えはもう出てます。
耳に痛い部分、ちょっと出過ぎてる音域を削ればいいんですよね。
もし足すなら、少し物足りないかな?位でオッケーです。
その状態で音量を上げましょう。
ほら、ちょうど良くなった。
ギターやった人なら、分かると思いますが、これははじめてディストーション買った時、その後にエフェクターを足しまくって失敗する感覚と一緒ですね。
最後は引き算して、余計なエフェクター取っ払って、音が痩せないようにして、なるべくアン直の音を損なわないように落とし作りしますよね。
んで、気付くんです。
アレなやつ程、足の踏み場だらけだって。
話しは逸れましたが、ここで一つ問題が出ます。
素材(CD)って、それぞれ個性があり、味が違うでしょ?
だから、一度決めたイコライジングも、違う素材を乗せたら、、、
もう分かりましたね。
最適に聞くには、その度にいじらざるを得なくなる。
ね、イコライザーって無意味でしょ?
素材殺して何やりたいの?っつう。
イコライザーが有効なのは、PC本体みたく貧弱なオモチャスピーカーで聞く時。
もしくは、車内で聞く時。
昔、カーオーディオに金かけた事がありますが、今思うと酔狂です。
以前にも書きました、ライブハウスの造り。
狭い空間なので、音が乱反射しないように、なるべく音の塊となるようにしてると。
だから、ライブハウスの基本設計は、吸音です。
車内なんて、狭い空間に、音を乱反射させるガラスに、吸音するシート、しかもデコボコだらけ。
聞く人は、スピーカの真ん中にいない。
しかも、ロードノイズ、エンジンノイズの雑音だらけで、共振しまくり。
最悪の音響空間です。
こんな所にいくら金かけても、正直、無意味なのよね、残念だけど。
最近は車内で5.1chサラウンドとかあるようですが、あれは狂っているとしか言えません。
肉より化学調味料の量の方が多いみたいな。
だからこそ、音を制御する為にイコライザーは必要となります。
不要なデッドポイント、共振ポイントをカットする為ね。
リッピングの部分で書きましたが、せっかくプレイヤーよりいい音で吸い出したデータ、わざわざ殺す事はない。
トータル、イコライザーとは、錯覚させる毒。
特にPCからのスピーカー、MP3プレイヤーで、イコライザーを足す事は、ジャンクフードに、さらに化学調味料を入れるような事。
前回まで読んでくれてたら、理解出来るよね?
つう訳で、次回はなるべく安くいい音で、その一で。
2 件のコメント:
本当に勉強になります
たかふじさんの例えも解かり易くて
俺も料理するんでニヤニヤしながら読んでます
カーオーディオの件、耳が痛ぇーっす。
今現在我が家にまともなオーディオ機器無いんで
ここで勉強して買おうかなぁーと思ってます
続きが楽しみ!
そんな自分も、昔はカーオーディオに金かけたクチです(^◇^;)
カーオーディオって、CD歪める原因だったりしますよね(; ̄ェ ̄)
出した時にホカホカに、、、
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