2015/06/09

シンプルに良音質で楽しもう その2 / 《PC》 - 《スピーカー》


今回紹介するのは、 

《PC》 - 《スピーカー》  

という1番シンプルな方法です。





ここで大事になるのは、PCのイヤホンジャックからスピーカーに直接接続はしないものです。

これは、せっかくPCに取り込んだ音源に対して雑音が多く、レンジも狭く、音の迫力や細かな音も削がれてしまうためです。

そのため紹介するものは、スピーカーにアンプとDACが内蔵されていて、PCとスピーカーをUSBケーブルで接続する物となります。

せっかく買うのであれば、いい音の方が絶対にいいですしね。


まず紹介するものは

現在利用のPCで、音楽、ネットラジオ、YouTube、映画などを、金をかけずに手っ取り早く、少しでもマトモな音で楽しみたい

という、ライトユーザー向けの商品となります。
なんぼ性能が良くなったとはいえ、PC内蔵のスピーカーとか、音がするオモチャみたいなものです。
となると、このサイズでこの価格帯には、様々な製品があり、各メーカーでしのぎを削ってますが、音ということのみでオススメすると、僕はこれ一択になります。
このサイズでマジで? ってほどの音がします。聞こえなかった音も描写します。また、サイズからは考えられない、良質な低音も表現します。
ぶっちゃけ、このサイズで価格帯の商品って、無理に低音を出そうとしているものばかり。
結果、高音・中音も変に歪んでいるものが多い中で、これは音も価格も、とても誠実ですし、日本の技術の底力を感じますね。
ロックだけでなく、様々な音源に適応してくれます。
下記で、低音の音量なら7、見た目のかわいさなら5ですね。個人的には7をオススメです。





ここから紹介するのは、音もいわゆるハイファイと言われる本格的なものとなります。
スピーカーだけで高いような感じを受けるかもしれませんが、アンプ内蔵で、かつ名スピーカーメーカーが手掛けるものなので、しょぼいスピーカーが付属のミニコンポを買うと考えたら、こちらの方が音質が断然上でお得。
PCとUSB接続がオススメですが、CDプレイヤーと直接続という方法でもありです。
PCのファイル再生の方が、ラクで便利だし、プレイヤーの性能に左右されないのでオススメです、

PCとの接続の場合、別途でオーディオ用のUSBケーブルの購入が必要なものがありますが、このオーディオ用のUSBケーブル、高いものだとホント、USBでこの値段って酔狂?って思うものが沢山あります。
かと言って、通常のUSBを使用すると、音が奥に引っ込むというか、曇ってしまい、せっかくの良質なスピーカーも宝の持ち腐れ。
そのためまずは、性能がよく、かつ低価格な商品2点を紹介します。
以前にも言いましたが、ロックってクラシックなどに比べると、そもそも音がいいものでもないので、個人的にはこれ以上は不要かな? 逆にキレイになりすぎてロックの圧や熱が薄れるかな?とか思ってます。




クリプトン  KS-1HQM

新シリーズも出てきており、こいつの実売価格はかなり下がりました。
サイズも、ノートPCの隣に置いても違和感がないサイズなのですが、さすがクリプトン。
マジでこのサイズでこんな音出しちゃう?ってほど、オーディオにあまり詳しくない人が聞いても、明らかに良音質・上質とわかるほどの音。ちょっとびっくりしちゃいます。
キレイで、パワフルで、コシがあり、しなやかで、どの音源でも問題なく再生してくれます。
僕が知る限り、このサイズのスピーカーだと、クリプトンのこれに太刀打ちできるものってないですね。
個人的に、デザインもかなり好きです。
この機種だと96kHz/24bitまで対応、後継機種だと192kHz/24bitまで対応なのですが、正直、ロックは96kHzを越すと、あっさり味になる感じが強く、醍醐味が減る印象が強いですので、価格からも後継機種よりこちらが断然オススメです。






ELAC AM50

音源を忠実に再現し、音の濃淡を鮮やかに描く、オールジャンルなやつ。
ボーカルがとても艶やかに目の前に現れ、かつ、この小さなボディーでノンバスレフなのに、しなやかで生き生きはした低音を鳴らすのは、さすがはエラックだなという妥協なしの音。すべてがほど良い感じです。
音楽を楽しく聞かせてくれます。70年代のロックを一番おいしく表現するのはこれかなという印象です。
特に、ベース音の芯とコシがある表現はとても上手いですね。
唯一の欠点は、48kHz/16bitまでのCD音源再生のためハイレゾは非対応なことです。
個人的には、外部DACでも聞いてみたいというポテンシャルを秘めていると感じました。






KEF X300A

今回紹介の中だと一番高価格で、筐体も一番大きい。しかしその分、音に余裕があり、豊かな音です。これは筐体の大きさだけではなく、内臓のDACやアンプも優秀なのだと思われます。
ベースやドラムについては、ここまで再現する?というほど、繊細さも図太さも、深いところまで表現し、高音もキレイに刺さらずに抜けます。
どの音域でも、過剰なしつこさというか、作為的な感じは一切なかったです。
とにかく、正確で立体的な音で、今回紹介する中だと、個人的な音の好みで言えばこれが一番好きですね。
こちらは96kHz/24bit対応で、ハイレゾ可です。
唯一の欠点は、ちょっと筐体が大きめというところ。ノートPCの横に奥には違和感がありますが、スピーカーの位置を独立させてしまえば問題はないかな。






今、PCのスピーカーで聞いている人や、ミニコンポを利用されている方だと、シンプル接続なのに、どれを購入されても、どの音源でも、かなり満足がいく商品ばかりだと思います。




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