2015/06/03

LPプレイヤーの導入 その3




前回までは、通常のオーディオとしてのLPプレイヤー。

今回紹介するのは、DJ用として利用出来るもの。

凄いザックリと違いをいうと

・ハードな逆回転動作(スクラッチ)に対応
・モーターの駆動力が高い
・割と頑丈に出来ている

この3つですかね。

音質でいうと、上記を排した前回までの専用機が有利なのですが、そこはカートリッジの変更などで、自分のメインジャンルの傾向や好みに合わせればいいかな。

もちろん、普通にプレイヤーとして利用するのに、何も問題はありませんので、前回までの物と合わせて、見た目と値段で決めても問題はないかと思います。

高級機種だと、メーカーや価格でかなりクセとか違いがあって、いわゆるオーディオマニアだと、そこを理解して大金かけたりしますが、それはあくまで、スピーカーもアンプもそれなりの値段である必要性があったりしますし、そこまで足をツッコムと、もはやオーディオ地獄。

地獄へは連れていけません。

ではでは、お待たせしましたり商品紹介です。



NEU DD1200mk3

回転が33、45だけでなく78にも対応で、ピッチ調整も可能。この価格でも機能は十分。低価格でLP楽しみたい、DJをやってみたいって人にも、このコスパはかなりお得かと思います。





Stanton ST.150

現在、値引き額で判断しても断然一押しで買いだと思います。元値が10万弱のものですからね。
ルックスもNEUと比較するとかなり高級感あるし、なによりアーム部分や、インシュレーターに金をかけてるのがいい。かなり重量がありますので、制振性も抜群だし、機能も抜群。
通常のLPプレイヤーとしてもかなり優秀ですので、今回紹介のものだと、価格・機能から言ってもイチオシです。
ダストカバーが付属しないので、必要な場合はオーテクのカバーがピッタリ合います。




Reloop  RP-7000

今回紹介の中だと一番高価ですが、メタリックなルックスの高級感は価格相応です。
もちろん機能もてんこもり。より細かい設定が可能ですので、こだわる人も満足できる内容かなと思います。




今回紹介の3つは、PhonoとLINEの切り替えが可能(Phonoイコライザー内臓)となるので、扱いやすいと思います。

一時期、どこに行ってもタンテは国産のオーテクのシルバーの優秀な機材ばかりみかけましたが、すでに製造中止。
海外では中国製造の復刻盤が販売されているようですが、品質がかなり落ちて、サイアクなようです。

また同じく国産のP社のタンテは、性能はかなりいいけど、価格の割には壊れやすいとのこと。ただDJのハード使用においてはとのことなので、通常のプレイヤーとしての利用では問題ないかと思われます。若干高額なので、今回は掲載しなかったので、興味ある方はググってみてください。


以上より、今回は価格と機能、品質が見合ったもの3点の紹介となりました。

以前に紹介したオーディオに特化した製品と、今回紹介したDJ用の商品、どちらも日常生活でLPを楽しむことに、何も差はありません。

もうルックスの好み、機能のバランスで選んでいただいて問題はないと思います。

ちなみに、個人的な趣向でのオススメは、今回紹介のStanton、前回のTEAC、ONKYOですね。(ルックス6割、音質4割です)

音質的な魅力、特にアナログな機材を利用するロックなどはCDでは感じることが出来ない魅力が大きいアナログの世界ですが、初心者には敷居が高いものと敬遠されがちなのも事実です。

そこの敷居が少しでも低く感じてもらえたなら、今回のLPシリーズのブログは成功かな。

多くの音楽好きな仲間が、気楽に低価格で、よりいい音で、より音楽ライフを楽しんでいただければと思っています。





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